(注1) 他所では通用しない用語もあります。
(注2) 他所で通用する用語でも、説明の仕方が一般的でない場合があります。
あ
音ルール(おとるーる)か
回文(かいぶん、palindrome)
前から読んでも後から読んでも同じになる文のこと。……と定義されるが、「読む」や「同じ」の語の解釈にいくつかの立場があるので注意が必要。〔→音ルール、文字ルール〕
回文体(かいぶんたい)
回文によく現れる、独特な文体のこと。一文が短い、終助詞が多用される、などの特徴をもつ。[014]参照。
完全回文(かんぜんかいぶん)
緩和規則(かんわきそく)
偽回文(ぎかいぶん)
回文のように見えるが、回文ではない文章のこと。とくに、回文として公表したけれど、あとから回文ではないことが発覚した文章をいう。にせかいぶん。
(「偽」の字面からは、「意図的に偽って作った」というニュアンスも感じられるが、「偽回文」という語がそのような意味で使われることはまずないようである。)
(「偽」の字面からは、「意図的に偽って作った」というニュアンスも感じられるが、「偽回文」という語がそのような意味で使われることはまずないようである。)
構造(こうぞう)
回文作成時にカギとなる一要素。曰く言い難い概念なのでもう少し考えさせてください。とりあえず[024]を参照。
さ
島袋の原理(しまぶくろのげんり)
中央部が共通する2回文を合成して新しい回文を作ることができる、という法則。それによる回文作成法を「たすきがけ」とよぶ。
例:「台風吹いた」+「爆風吹く場」→「台風吹く場、爆風吹いた。」
2回文のうち一方は、「字余り」になっていてよい。
例:「島袋6分増し」+「馬渕は8分増し」→「島袋8分増し。馬渕は6分増し。」
例:「台風吹いた」+「爆風吹く場」→「台風吹く場、爆風吹いた。」
2回文のうち一方は、「字余り」になっていてよい。
例:「島袋6分増し」+「馬渕は8分増し」→「島袋8分増し。馬渕は6分増し。」
た
たすきがけ
→島袋の原理
な
偽回文(にせかいぶん)
→ぎかいぶん
ま
回す(まわす)
ある語句を含んだ回文を作ることを、その語句を「回す」という。
例文:「『チェシャ猫』は回しにくい」
例文:「『チェシャ猫』は回しにくい」
回る(まわる)
ある文が回文になっているとき、その文は「回る」という。
例文:「『イカすデザインは犯罪ですかい』は回っていそうで回っていない」
例文:「『イカすデザインは犯罪ですかい』は回っていそうで回っていない」
文字ルール(もじるーる)
や
読みの強制(よみのきょうせい)
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